2017年08月23日

祝・600本達成!

昨日アップした記事で当ブログの記事数が600本に達成しました。
2015年の10月にスタートし、このブログもあと少しで丸2年を迎えようとしています。
ブログを始めても長続きする人というのは少ないようで、
「よく続くね」とか「あんなに書くことが思い浮かばないよ」
と言われることもしばしばありますね。

書きたいことは、まだまだ山のようにあります。
でも、いかんせん時間がないんですよね。
「次は何を書こうかなぁ」と思いを巡らせている時が一番楽しかったりもしますね。

まず、普段、人と話したいなと思っても
なかなか話す機会のない話題がかなりありますし、
文章を書くことが好きなので、これからもしばらくは続けられると思いますが、
正直言って、いつどこで辞めることになるかは私にも分かりません(^^;

ここで記事を書くことが少なくとも今の私の中では随分と役に立っています。
自分の考えを整理できるし、おもしろかった作品のメモとしても活用できるし、
そして、それらを自分の中だけに貯蔵していくのではなく、
他人の目に触れることを前提に仕上げることになるので、
おのずと文章力や構成力も鍛えられているような気がします。

多分、そういうメリットが感じられなくなった時が
私のブログを辞める時なのかもしれません。
今後もそういう方針で気まぐれに様々なジャンルの記事を書いていきますので、
これからもよろしくお願いします。
posted by いっき82 at 00:00| Comment(0) | 特別コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対談記事を起こしていて気付いたこと・2

昨日に引き続き、私がゲストとの対談記事を起こしていて気付いた
自分と他者の違いについて紹介します。

・ルーツや作り手に関する話が多い。

これは対談だから、その場を盛り上げるために意識的に話している場面が多い
というのもあるんですが、実際、私の中では作品そのものと同じくらいのウェイトで
作り手に関するエピソードもおもしろいと思っています。


これも実は母親の教育というか、子どもの頃に聞いていた
母親の話の影響が大きい気がします。
マンガでも映画でも母親は私に作り手のエピソードをよく教えてくれました。

多分、その手の話でもっとも古い記憶は、
「『ゲゲゲの鬼太郎』の作者は戦争で片腕を失って、片手でマンガを描いている」
というエピソードだと思います。

完全版水木しげる伝(中) (講談社漫画文庫) -
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これを聞いたのは、幼稚園くらいの頃ですから、衝撃を受けましたよね。
他にも「手塚治虫は医師免許を持っている」とか、
そういう話をよく聞かされていたので、物を見る時には
自然と作り手を意識するようになりました。

まだインターネットがない時代ですから、今思うと、
母親がなぜあんなに作り手のことを知っていたのか不思議なんですが、
きっと、テレビで観たりしたのを覚えていて、
母親自身も私と同じように作り手の話がおもしろいと思ったのでしょう。

まぁ、水木しげるの片腕がなかったとか、手塚治虫が医師免許を持っている
という話は有名なので、知っていて不思議はないですが、
例えば、私が小学生の頃、マンガ家になりたいと言った時に
「マンガ家になるならたくさん勉強しないとダメだよ。
マンガって、たくさんのことを知っていないと描けないんだから」

と言われたのを覚えています。

はっきり言って、これ、普通の母親が言うセリフではありません。
当時は「そうなんだ」くらいの認識で聞いていましたが、
歳を重ねながら、色んな作品に触れていく毎にこの言葉の重みは増すばかりです。

実際、そうなんですよね。マンガ家に限りませんが、
作品を作っている作り手の人というのは、とにかく知識が豊富なんです。
作品というのはその作り手の知識のほんの一部を
披露しているものに過ぎないんですよね。


当時の私の母親は、まだ20代後半~30歳くらいだったんですが、
そのくらいの年代の女性で、こんなことを子どもに語れる母親は
かなり稀だったのではないかと思います。

今でも覚えているのがアニメ映画の『美女と野獣』を一緒に観ている時に、
この映画ではお姫様と野獣の王子が城の大広間でダンスする、
それはそれは美しいシーンがあるんです。

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このシーンを観ている時に、既にそのシーンのビジュアルだけで
子どもの頃の私は感動していたんですが、
横で母親が「凄くきれいだね。これはフィルムの重ね合わせで作っているんだよ。」
と教えてくれたんですよね。


当時は当たり前のように聞いていましたが、
今思うと「なんでそんなことを知っているの⁉」と聞きたいところですね。
今はもう他界してしまっているので、聞いて確かめることも叶わないんですが、
きっと、私の作品の見方が他人とはちょっと違う角度から入ってしまうのは、
そんな母親の影響が大きいのかもしれません。

特に多くの人と共有できずに残念だなと思うのが、ゲームの作り手の話ですね。
映画、音楽、本というのは、多くの人が自然と作り手を意識する分野だと思うんですが、
ゲームが好きな人で、クリエーターのことまで興味が向いている人というのは、
私はこれまでの人生の中で会ったことがありません。

ゲームに関しては、知る手段がなかったというのもありますが、
やはり子どもの頃は作り手のことを意識することもそれほどありませんでした。
その後、19~21歳くらいまで、一度ゲームから離れて、
映画や音楽中心の生活をしていたんですよね。
それから少し経ってから、映画や音楽に接するような目で改めてゲームを見ると
自然と作り手の方に興味が向くようになりました。


【中古】単行本(実用) ≪ゲーム≫ パックマンのゲーム学入門 / 岩谷徹【中古】afb - ネットショップ駿河屋 楽天市場店
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田尻 智 ポケモンを創った男 (MF文庫ダ・ヴィンチ) -
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桜井政博のゲームについて思うこと Think about the Video Games -
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ゲームも本当はそういうところにおもしろい話がいっぱい転がっているのですが、
そういうエピソードを生のゲームファンとやりとりできない
という寂しさも常に抱えているんですよね。

多分、他のゲーム好きと私が違うのは、
一旦ゲームから離れて、他の分野の作品に触れたからだと思います。
一般的なゲーム愛好家って、ゲームにしか興味がなかったりしますからね。
私は映画や音楽と同等の扱いでゲームにも接しているんです。
これからもそんな話をこのブログでしていければと思います。
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2017年08月22日

対談記事を起こしていて気付いたこと・1

引き続き『24時間ブログ』の話題になりますが、
今回も三人のゲストとの対談記事を作成しました。

ゲストとの対談ですから、基本的にはゲストの話を「聞く」
というのがメインになるわけで、
(そうは言っても、私が喋っている場面も結構多いですが)
そうすると、自分と他者との違いというものに、
いつも以上に向き合っているようにも感じられました。


これは、その時に気付いたメモみたいなものですから、
ここで記事にしても、あまり価値がないかもしれませんが、
自分の中ではおもしろく感じたところなので記録しておくことにします。

~対談の中で気づいた他者と自分の違い~
・昔は苦手だったが、今は好きというエピソードが多い。
・ルーツや作り手に関する話が多い。


・昔は苦手だったが、今は好きというエピソードが多い。

これはどのジャンルの話をしていても、出てきた話題のように感じました。
例えば、映画なら子どもの頃はSFが苦手だったとか、
音楽ならギターの音が苦手だったとか、
ゲームなら『パックマン』に魅力を感じなかったとか。

私にはどうやら、一度ダメだと思っても、どこかで克服したい、
リベンジしたいという願望が常にあるようです。

そして、それらは時に10年くらいの歳月をかけて克服することもあるんですね。

振り返ってみると、幼少期に克服したピーマン嫌いに端を発するのかもしれません。
私は、幼稚園に通うくらいの歳の頃ピーマンが嫌いだったんです。
でも、私の母親はどんな食べ物でも「体にいい」ということをよく言う人だったので、
自然とそれに感化されて、ピーマン嫌いを克服するために
わざと嫌いなピーマンも残さずに食べるようにしていました。

無農薬・無化学肥料 ピーマン 500g -
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決して「好き嫌いは良くない」とか、そんな風に強く言われたわけではないんですが、
どうしても私の頭の中では「野菜=体にいい」というワードが離れなくて、
「食べなくては」という観念が先立ったんですね。

程なくして、私はピーマン嫌いを克服し、今ではピーマンは好物の一つになっています。
とにかく、うちの母親はなんでも「体にいい」ということをよく言う人でした。
それで、私は子どもの頃は物を「食べる」こと自体が
あまり好きではない、食の細い子どもだったんですが、
「体にいい」と言われると、その食物が体に吸収されるようなイメージを抱きながら
なんでも食べてしまうところがありました。


おかげさまで、今の私は食べ物の好き嫌いがほとんどありません。
きっと、母親の教育が良かったのだと思いますね。

ポイントは「好き嫌いするんじゃない!」と頭ごなしに怒るのではなくて、
ひたすら「体にいい」と言い続けることです。
さらに、時折、その食物が体を作っているというようなエピソードも交えて
話し続けると、きっと私のように好き嫌いをしない子どもに育つと思います。


この幼少期に植え付けられた「なんでも体にいい」という概念は
大人になってから、様々な作品に接する時にも自分の中では自然と転用されていて、
「苦手だな」と思っても、時間が経ってからリベンジしたり、
その作品のいいところを探す習性に結び付いたのではないかと思います。

こういう姿勢って、自分の中では信条の一つとしてあるんですが、
たまに私の好きなクリエーターが同じようなことを言うことがあって、
ビックリしてしまうんですよね。

例えば、私は槇原敬之が好きで、この4~5年の間は
ほぼ毎年、マッキーのライブを観に行ってるんですが、
彼も同じようなことを言っていました。
「おいしいものばかり食べていると病気になってしまうというのと同じように
音楽も好きなものばかり聴くのではなく、
たまにはちょっと難しいと思うものも聴いてみた方がいいですよ」


槇原敬之の本。 -
槇原敬之の本。 -

彼がこんなことを言っていたんですが、偶然にも私も同じ考えを持っていて、
凄く納得した覚えがあります。

他にも映画評論家の淀川長治さんが
「どんな映画でもいいところを見つけなければダメなんだ」
と辛口評論家のおすぎをたしなめたエピソード
とか。
やっぱり、一流の人たちというのは選り好みせずに貪欲に作品を吸収しているんだな
と再認識させられたエピソードでした。

淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫) -
淀川長治のシネマトーク 上 (マガジンハウス文庫) -

重ね重ね言いますが、私の「極力選り好みせずに作品に触れてみる」
というスタイルは母親の教育の影響から生まれたものかもしれません。
大体の人は一度ダメだと思ったら、苦手なままでいるものなんですよね。
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