2016年03月30日

価値観を変えてくれた本

前々回、前回と私が考えた
本の企画を紹介してきましたが、
再び、通常のコラムに戻ります。
(本の企画は、またなんか
思いついたら書きますね)

今回から数回に渡って、
人生観が変わるほど、
価値観を変えてくれた数冊の本を
ご紹介しましょう。

どの本と出会っていなくても、
現在の私はないと思います。

遺書 -
遺書 -
『遺書』松本人志('94)

私はウッチャンナンチャン派でしたし、
ダウンタウンの番組は、
それほど真剣に観てはいなかったんですが、
この本は10代の頃に何度も
読み返しました。

高校生くらいまでは、
「お笑いこそがもっとも優れたエンタメ」
と思っていましたので、
当時、その世界の頂点にいた
と言っても過言ではなかった、
氏の言葉に深く共感し、
心を震わせたものでした。

今の私と同じくらいの年齢の時の
松ちゃんが書いたもので、
10代の頃からこれを1つの指標として、
生きてきましたが、今の私は誰かの心を
震わせるようなことができているだろうかと
いつも考えさせられます。


Yellow Magic Orchestra -
Yellow Magic Orchestra -
『OMOYDE』Yellow Magic Orchestra('03)非売品
※写真は『OMOYDE』を加筆・修正し'07年に出版された『Yellow Magic Orchestra』

17歳の頃にYMOと出会い、
音楽の世界にハマっていきました。
当時、周りにそんな古い音楽を聴いている人は
皆無でしたし、インターネットも身近な存在では
なかったため、YMOの情報を集めるのに
非常に苦労したものです。

一体、どうやってあんなに
魅力的な音楽が生まれたのか、
当時のメンバーは何を思っていたのか、
そんな好奇心を満たすべく、
世に出る新たな出版物や
古い出版物を片っ端から読み、
断片的な記録を集める日々が
3年ほど続いていました。

そんな日々に終止符を打ってくれるほどの
情報量を誇ったのが、
'03年に発表されたベスト盤『UC YMO』
および旧作のリマスター盤の
応募特典として発行された本書でした。

なんせ、本人たちが当時を振り返った
インタビュー集ですから、
これほどファンにとって
価値のあるものはありません。

そして、本書にある御三方の声を聞くと、
YMOの作品というのは、
音楽作品に限らず、
実に様々な分野からヒントを得て
作られていることがよく分かります。

私にとって、YMOは
単純に音楽の楽しさを教えてくれただけではなく、
「視野を広げること」の大切さを
教えてくれた大切な存在なんです。


桜井政博のゲームについて思うこと Think about the Video Games -
桜井政博のゲームについて思うこと Think about the Video Games -
『桜井政博のゲームについて思うこと』桜井政博('03〜)

20歳くらいの頃、ゲームから離れた私は
どちらかというと、ゲームに夢中の大人を
蔑んでいるところがありました。

そんな私が22〜23歳の頃、
夢に挫折し逃げ込んだのが、
テレビゲームの世界でした^^;

そして、『週刊ファミ通』で
既に連載されていた
桜井政博さんのコラムと出会い、
ゲームの本当のおもしろさに開眼していくのです。

マリオの生みの親である
任天堂の宮本茂さんは後進の人たちに
「ゲームを作るには、
ゲーム以外の遊びを知ることが大事」
というようなアドバイスをしていることで、
有名ですが、
桜井さんは「ゲームのなんたるかを知らずして、
ゲームを作ることはできない」という考えに
基づき、ハードな激務をこなすとともに、
年間何百という新作ゲームを遊んでいます。

それで、このコラムを少しでも読んでもらうと
分かると思いますが、
桜井さんは決してゲームのことしか
知らないゲームバカではないんですよ。

思うに、宮本さんと桜井さんは
入り口が違うだけで、
目指している方向が同じなんです。

お二方とも、その掘り下げ方が
人並み外れているので、
結局は到達点は一緒なんだと思います。

このコラムからは、ゲームの魅力だけでなく
「発想の転換のしかた」
「物事を肯定的に捉える」
と言った重要な考え方を学びました。
posted by いっき82 at 21:05| Comment(0) | 書籍コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください