2021年01月14日

映画で描かれた死後の世界

月曜日から昨日までに紹介した映画は
偶然ですが、どれも死後の世界や
亡くなった人の霊の話でした。

3本とも描いているものは同じでも、
描かれ方が大きく異なるところが違っていて、
それぞれのおもしろさも異なるところがいいですね。

ソウルフル・ワールド コンプリートガイド (ジス・イズ・アニメーション) - Disney・PIXAR
ソウルフル・ワールド コンプリートガイド (ジス・イズ・アニメーション) - Disney・PIXAR

『ソウルフル・ワールド』は、
やっと主人公の人生が軌道に乗り始めた時に、
不運な事故に見舞われ死後の世界に行ってしまう話です。

その結果、彼が何を手に入れたかというと、
自分の人生を見つめ直すきっかけを与えられました。


リメンバー・ミー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] - ディズニー, リー・アンクリッチ
リメンバー・ミー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] - ディズニー, リー・アンクリッチ

『リメンバー・ミー』は、
主人公が高祖父(ひいひいおじいちゃん)を
追い求めて死後の世界に行く話です。

そこで主人公は高祖父にまつわる意外な真実を知り、
故人を想う大切さ、家族の大切さを学びます。


死霊館 [DVD] - ベラ・ファーミガ, ジェームズ・ワン, ベラ・ファーミガ, パトリック・ウィルソン, ロン・リビングストン, リリ・テイラー, チャド・ヘイズ, ケイリー・W・ヘイズ, トニー・デローサ=グランド, ピーター・サフラン, ロブ・コーワン
死霊館 [DVD] - ベラ・ファーミガ, ジェームズ・ワン, ベラ・ファーミガ, パトリック・ウィルソン, ロン・リビングストン, リリ・テイラー, チャド・ヘイズ, ケイリー・W・ヘイズ, トニー・デローサ=グランド, ピーター・サフラン, ロブ・コーワン

二つのピクサー作品とは方向性が大きく異なりますが、
悪夢のような実話をモチーフにした
『死霊館』もまた亡くなった人の霊が出てくる話でした。

この作品では『エクソシスト』や
『ポルターガイスト』のように
大きな一軒家に引っ越した一家を悪霊が襲います。

悪霊に憑りつかれた母親に
霊媒師が家族の大切さを呼びかけるシーンが
感動的でした。

(実はテーマ的には『リメンバー・ミー』にも共通している)

太古から人間は死後の世界というものを夢想し、
多くの作品にその世界観が取り入れられてきました。

なぜ、私たちはこんなにも見えない世界のことに
思いを馳せるのでしょうか。

その理由の一つは、我々が愛する人たちとの
死別を避けることができないというのがあると思います。

愛する人が亡くなっても、
魂が天国に存在していると思うことによって、
寂しさを紛らわせることができるのです。


この考え方は人類が編み出した
優れた考え方の一つではないでしょうか。

私自身も何人もの愛する人との死別を経験しましたが、
心の中でその人たちが生きていると思うだけで、
心が温かくなります。

もし、そんな風に思えなかったなら、
私は今も立ち直ることができなかったことでしょう。

一方で、死者の霊は『死霊館』のような
ホラー作品では脅威として描かれます。

こういった類の作品は純粋に鑑賞者が
ハラハラするために、怖いもの見たさで
楽しむためのものでもありますが、
これもまた深く捉えると人生観に影響を与えます。

例えば、悪いことをすると地獄に堕ちる
という考え方がありますね。

誰も見ていなくてもおてんとさまが見ているから、
悪いことはできないとか。

こういう考え方は人間に道徳心をもたらしました。


実際には死後の世界なんてものはないかもしれません。

でも、そういう世界があるかもしれない
という想像力を働かせることによって、
人間の考え方や行動は大きく変わるような気がします。

おそらくこの先もこういった事象が
科学的に解明されることはないと思いますが、
ここに挙げたそれぞれの作品を観ていると、
科学で証明されることだけが大事ではない
と改めて考えさせられます。

もちろん、だからといって、
スピリチュアルな世界に踏み込みたいとまでは
思わないのですが、個人の心の在り様として、
そういう世界を夢想するのは、
決して無駄なことだとは思いません。
ラベル:ホラー
posted by いっき82 at 00:00| Comment(0) | 映画コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください